動画編集にはどんなスキルが必要?稼ぐために必要なスキルもご紹介

悩める人
悩める人

動画編集をやってみたいけど難しそう…。具体的にはどんなスキルが必要なの?教えてほしい!

この記事は上記のような悩みを解決する記事です。

この記事では、動画編集にチャレンジしてみたい人向けに、動画編集に必要なスキルを紹介します!

さらに、動画編集で稼ぐために必要な一段階上のスキルも紹介しているので、動画編集で稼ぎたい人もぜひお読みください。

■この記事を書いた人の情報

  • 初心者から動画編集を仕事にして正社員で就業経験あり
  • 月に数百本の動画を制作する部署に配属
  • 制作部署の一部門のリーダー経験あり

動画編集に必要な基礎スキル

動画編集に必要なスキルは、どんなレベルを目指すかによって異なりますが、まずは基礎的な必要スキルについてご説明します。

とりあえずこの基礎スキルがあれば、趣味用途などの動画編集は可能です。

編集ソフトの基礎スキル

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動画編集は主にPCやスマホの編集ソフトを使って行うため、編集ソフトの基礎的な操作スキルは必須です。

基礎スキルといっても編集の工程ごとに分けることができるので具体的にご説明します。

カット

撮影された映像データから、必要な部分だけを切り取って(カットして)残し、繋ぎ合わせるスキルです。

撮影されたデータのままでは、不要な部分が多かったり、視聴者に見せなくても良いような部分があるので、このカットの工程によって視聴者に見せられる部分だけを残して自然な流れにします。

動画に「5分以内」など分数制限がある場合、この時間に納めた上で、視聴者に分かりやすく伝わる内容にする必要があるため、動画編集の基礎でありながら重要な工程になります。

テロップの挿入

カットした動画に、タイトルやテキストを挿入する工程が「テロップ挿入」です。

テロップを挿入することによって、動画の中で強調したい部分を補足説明できるので、視聴者の理解を補助する効果があります。効果的にテロップを出すことで、画面をにぎやかにして飽きさせない効果もあります。

動画は分かりやすさが重要なので、何を話しているのか視覚的にも補助する必要があるのです。

動画内に複数の出演者がいる場合は、テロップの色を変えることで、誰が発言しているのか分かりやすくすることもできます。

このテロップに使う文字のフォントによっても、視聴者に与える印象が左右されるので、テロップを効果的に入れることができるのも重要な基礎スキルになります。

効果音やBGMの挿入

効果音やBGMは、動画の雰囲気や視聴者に与えるイメージに大きく影響します。

動画の雰囲気を補助するBGMを選んで挿入したり、ここぞと言うときに効果音を挿入することで、動画の内容を魅力的に演出してクオリティを上げることができます。

元々の映像に入っている出演者の声やナレーションなどと、バランスが悪くならないように調整するスキルも必要です。もちろん音割れなどもないように注意しましょう。

効果音やBGMは有料で購入するケースもありますが、商用も可能な無料フリー素材の配布サイトで手に入れることができます。

使用するときはダウンロードするサイトの利用規約などをよく読んで使用してくださいね。

カラーグレーディング・色調補正

”カラーグレーディング”や”色調補正”は、聞き慣れない言葉かもしれません。

要は、2台以上のカメラでとった映像の色味を合わせたり、動画の雰囲気に併せて色味を調整したりする作業です。必要がない場合は、行わないこともあります。

編集ソフト上の色調補正機能を使ったり、専用のカラーグレーディングソフトを使って作業します。

カラーバランスやホワイトバランス、明暗、コントラスト、彩度などを調整すると、色は動画の印象に大きく影響するので、雰囲気やイメージを大幅に変えることができます。

ソフトによってはイメージ違いのフィルターが予め用意されているので、それを選択することで1発で色調を変更することができます。

エフェクトやトランジションの挿入

動画の中で強調したいシーンがある場合や、より効果的に演出したい場合はエフェクトやトランジションを挿入します。

トランジションには「遷移」「移行」という意味があり、切り替わりをスムーズに演出することができる機能です。

カットの間、映像が切り替わるタイミングでエフェクトやトランジションを挿入することで、動画に動きがつき、視聴者を飽きさせない効果もあります。

ただし、使いすぎると邪魔になったり、視聴者の意識が削がれてしまうので、効果的に見えるように調整が必要です。

動画編集の基礎スキルを学ぶには?

では、上記のような「カット」「テロップ挿入」「効果音やBGMの挿入」「カラーグレーディング・色調補正」「エフェクトやトランジションの挿入」はどのようにして学べばいいのでしょうか?

学ぶ方法は沢山ありますが、ここでは初心者向けに一例をご紹介します。

初めはまず色々試して、ご自身にあったやり方を見つけてみてくださいね。

チュートリアル動画やWebサイトで学習する

近年の動画編集者需要の高まりもあり、YouTubeやWebサイトには動画編集のTIPSをまとめた動画が無数にアップロードされています!

無料で見ることができるので、動画をみながら自分で手を動かすことで動画編集のスキルをつけることができますよ。

初心者向けの動画も沢山ありますのでまずは一度見てみると良いと思います。

メリット:
・無料のものが多い
・実際に動画編集画面を見れるのでイメージしやすい
・分からない部分、やりたいことをピンポイントで学べる

デメリット:
・体系的に学びにくい
・自分で検索して学習ポイントを見つける必要がある

初心者・未経験者が動画編集を学ぶのにおすすめのYouTubeチャンネル

上記のチャンネルは、Adobe Premiere Proを使った動画編集方法を初心者向けに丁寧に解説してくれています。

Premiere Proは有料のソフトですが、動画編集を始めるにはおすすめのソフトです。

下記の記事でも、Premiere Proを独学するのにおすすめのYouTubeチャンネルや本・学習サイトを紹介しています。
どんな内容を学べるかも詳細に書いているのでご興味あれば併せてお読みください。

Premiere Proを独学で習得できるおすすめ本やYouTubeチャンネル、学習サイトを全7つ紹介!

動画編集スクールで学ぶ

「独学だと挫折しそう」「まずは誰かに直接教えて欲しい!」という人はスクールを受講するのもおすすめです!

  • 在宅で受講可能なオンラインスクール
  • 通学して学ぶスクール
  • 講義動画を買い切って学ぶスクール

などなどスクールと言っても様々な形態があります。

受講費用はピンキリで、高額なコースは数十万円することもあります。その代わり、就職・転職の支援をしてくれたり、プロの講師に質問できたりなど高くてもそれなりにメリットはあります。

\おすすめの動画編集スクール/

初心者の方におすすめなのは、未経験から最短で動画編集を学べるオンラインスクールstudio US】です。

動画編集を仕事にするために必要なソフト「Premiere Pro」や「After Effects」の基本的な使い方を、好きな時間・場所で学ぶことができます。

価格が比較的に安い上に、動画教材も700本以上と豊富で、分からないところはプロの講師に質問して学べます。

受講すると上記のような動画が作れるようになります。

無料の説明会を開催しているので、まずは気軽にstudio USの公式サイトから「無料説明会参加希望」と問い合わせてみると良いと思います。

ご興味ある方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

動画編集スクール「studio US」の評判や口コミは?特徴や価格、おすすめポイントなども紹介!

その他にも動画編集スクールは沢山あります。下記のスクールも無料説明会や相談会を行なっているので、ご興味のある方はぜひ一度参加してみてください。

書籍で学習する

動画編集の方法を教えてくれる書籍も沢山あります。

自分が使っている(使いたい)編集ソフトに関する書籍を購入して勉強すると良いでしょう。

パソコンがない場所でも学ぶことができるので、移動中にも勉強したい方は書籍がおすすめです。

ただ、当たり前のことですが読むだけでは知識にしかならないので、動画編集スキルを身に付けるためには本を読みつつ実際に動画を作ってアウトプットする必要があります。

メリット:
・ピンポイントではなく体系的に学べる
・移動中などオフラインでも学べる

デメリット:
・基本的には有料
・動きなどはイメージしづらい

初心者・未経験者が動画編集を学ぶのにおすすめの書籍

下におすすめの一例を挙げますが、ご自身が使っている編集ソフトの入門編の書籍を選ぶのがいいでしょう。

Premiere Pro よくばり入門 CC対応(できるよくばり入門)

Premiere Pro よくばり入門 CC対応(できるよくばり入門)は、初心者の方におすすめのPremiere Pro入門書です。

amazonのレビューでも「初心者にもわかりやすい」や「パソコンが不慣れでもわかりやすい内容で、動画編集の基礎ならこれを読みながら作業すれば大体のことはできます。」といった高評価が多く、これ1冊あれば基本的なことは一通りできるようになります。

掲載されているQRコードを読み取ると動画で解説してくれるのもおすすめポイントです。

SNSやYouTubeの広まりにより誰もが気軽に動画をアップして共有できる環境が整っている今、動画制作や編集の需要が高まっています。本書は、Premiere Proを使った動画編集の基本、アニメーションやエフェクトの使い方、クオリティをアップするためのさまざまなテクニックなどを豊富な作例を用いて、初心者にもわかりやすく解説しています。
動画編集は初めてだけど、いっぱいやりたい!いいものをつくりたい!そんな気持ちにこたえるため、取り組みやすさと満足度を両立させた1冊です。

嬉しい3大特典付き
・ライトリークス素材
すぐに使える動画素材をダウンロードできます。使い勝手がよく商用利用も可能なライトリークス素材を125本プレゼント!
・練習用ファイル
Premiere Proのプロジェクトファイルをダウンロードして、実際にPremiere Proを動かしながら学ぶことができます。
・解説動画
各レッスンに解説動画がついているので、スマホやPCで動画を見ながら操作をすることができます。

amazon商品ページから引用
Adobe Premiere Pro CC実践講座
created by Rinker
¥1,980(2024/04/24 02:15:54時点 Amazon調べ-詳細)

Adobe Premiere Pro CC実践講座も、初心者が学習するにはおすすめの本です。

フルカラーで基礎的なソフトの内容を網羅してくれていて、サンプル素材を用いた実践まで丁寧に解説されています。

ビデオ編集ソフトの使い方を図解した「速読・速解シリーズ」の11 冊目では、最新の2015 リリース版のAdobePremiere Pro CC を取り上げます。
CC は機能や性能は仕事で使うにも申し分なく、プロ用ビデオ編集ソフトとしてのシェアも拡大しております。4K 編集用にようやくCC への移行を決めた人やCreative Cloud の導入によってPremiere も覚えなければいけなくなった人や学生さんにもおすすめです。
Premiere の基本的な機能の紹介だけではなく、動画編集に欠かせないAfter Effects やAudition などの他のアドビソフトと連携する方法についても言及しており、実践的な1冊です。

第1章 Adobe Premiere Pro CCの基礎知識
第2章 サンプル素材を使って速攻習得
第3章 Adobe Premiere Pro CCの基本機能
第4章 エフェクト実践術
第5章 After Effects CCと連携
第6章 Audition CCと連携
第7章 Encore CS6でBD/DVD作成

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Kindle Unlimitedで無料で読むのがおすすめ

実は上記の2冊は、Kindle Unlimitedという電子書籍のサブスクサービスに含まれています。

通常月額 980円(税込)ですが、Kindle Unlimitedには30日間の無料お試し期間があるので、登録してから30日間は上記の本を含む200万冊以上の書籍(小説・漫画・雑誌・ビジネス書など)が無料で読み放題になります。

試しに読んで無料期間中に解約してしまえば完全に0円で学ぶことができますので、数千円払って書籍を購入する前に、まずはKindle Unlimitedで中身を確かめてから購入するのがおすすめですよ!

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動画編集で稼ぐために必要な一段階上のスキル

これまで述べてきた基礎スキルを会得することで動画編集自体は行うことができますが、「動画編集で稼ぐ」ことを目的とした場合には、もっと別のスキルも必要です。

ここからは動画編集で稼ぐために必要なスキルもご紹介します。

Adobe After Effects

After Effectsは、Premiere Proと同じくAdobe社の映像編集ソフトです。

こちらでは、テロップや映像に様々なエフェクト効果を与えることができます。(Premiereにもエフェクトはありますが、After Effectsの方が自由度が高いです。)

Premiere Proでできるようなカットやテロップなどの案件だと中々単価の高い動画編集案件はありません。

動画編集で稼ごうと思ったらこのAfter Effectsを使えるかどうかがカギになります。

Premiere Proと同様に求人情報にはよく掲載されているソフトなので、本業にしたい方も習得したいソフトです。

Premiere Proとの違いは色々とありますが、簡単にいうと「Premier Proは動画の流れを作るために使い、After Effectでは一つ一つの素材の表現を深めるために使う」イメージでしょうか。

この2つのソフトは連携できるので、まずPremiere Proで撮影した映像をカット編集して構成を作り、その映像に載せるテキストや素材の詳細な動きをAfter Effectsで作ったりします。

Premiere Proよりは操作が難しいですが、これが使えるとかなりレベルの高い映像を作れるようになるので学ぶ価値ありです。

モーショングラフィックなどのかっこいい映像もこのソフトで制作でき、これが作れると高単価の動画編集案件を受注することができます。

WindowsでもMacでも動作します。

VFXとモーショングラフィックスソフトウェア | Adobe After Effects
業界を代表するモーショングラフィックスとVFXの業界標準ツールであるAdobe After Effectsなら、あらゆるアイデアを思い通りに表現できます。映画、テレビ、ビデオ、web制作のデザインが可能です。

Premiere ProやAfter Effectsを安く購入する方法

動画編集に必要なPremiere ProやAfter EffectsはデジハリONLINEのAdobeマスター講座で安く購入することができます。

通常、Adobeのソフトを2種類1年間使うと合わせて6万円近い費用がかかります。

しかし、このAdobeマスター講座ではソフト学習の通信講座や添削がついて年間39.980円!

さらに、Premiere ProやAfter Effectsの他に、PhotoshopやIllustratorなど全12種類のアドビ製ソフトが使えるプランなので超お得です。

まだ編集ソフトを持っていなくて、これから動画編集を学びたい人はこの講座で学び始めるのも良いと思います。

営業のスキル

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いくら動画編集ができても、自分を知ってもらうことができなければ案件を獲得することは難しいでしょう。

自分を売り込む営業スキルがあると稼げる動画編集者になることができます。

クライアントに対して単価を上げるための交渉をするのも、この営業力に含まれるでしょう。

まとめ

動画編集に必要な基礎的なスキルと、稼ぐために必要な一段階上のスキルをご紹介しました。

色々とご説明しましたがまずは好奇心に任せてやってみるのが一番です。

動画を編集して一本の作品が出来上がる感覚はとても感動的ですので、まずは無料ソフトなどでも触ってみて作ってみることをお勧めします。

楽しみながらスキルが身につくことが一番の長続きの秘訣だと思いますので、「自分には難しそう。。。」と思わずにチャレンジしてみるのが良いでしょう!

それではまた。

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