ドラムがかっこいいラルクアンシエルの楽曲10選。ドラマー視点でピックアップ!(yukihiro,sakura)

日本を代表する人気ロックバンド、L’Arc〜en〜Ciel(ラルクアンシエル)。

デビュー以降、sakuraとyukihiroというタイプの異なる2人のドラマーが楽曲の土台を支えてきました。

この記事では、2人のドラマーそれぞれがレコーディングした楽曲から5曲ずつ、筆者が「ドラムがカッコいい!」と感じている曲を選んでみたいと思います!(選べない。。。)

筆者は自身もバンドでドラムを経験しているので、ドラマー視点で見ていきます。

最後にそれぞれのドラムスタイルの特徴なども書いていますのでぜひ読んでみてくださいね。

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sakura在籍時のドラムがかっこいい楽曲

As if in a dream(DUNE収録)

L'Arc~en~Ciel – As if in a dream (1994.08.27 SENSE OF TIME FINAL)

インディーズ時代唯一のアルバム”DUNE”のハイライトともいえる楽曲。hydeも思い入れのある楽曲として語っており、ファンにも人気の楽曲です。

イントロのディレイが効いた幻想的なギターフレーズの終わりに雪崩れ込む手数の多いフィルインとキメのフレーズが抜群にカッコいいです!(上記の動画では1:32頃〜、音源では0:26頃〜)

Aメロではハイハットを細かく16分音符で刻んでいるのですが、最初のAメロと2回目のAメロではアクセントを入れる位置や微妙にオープンにする位置を変えて曲の展開を演出しています。

また、ギターソロ終わりに、イントロで登場したこの曲のテーマに再度戻るのですが、そこではイントロとは違うフレーズで楽曲を盛り上げます。(上記の動画では4:25頃〜、音源では3:29頃〜)

sakuraのドラムフレーズの多彩さを存分に堪能できる曲だと思います。

収録アルバム”DUNE”はこちら

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デンジャークルー
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Blurry Eyes(Tierra収録)

Blurry Eyes L'Arc~en~Ciel

ラルクのメジャー1stCDシングル。

イントロのギターフレーズの合間に繰り広げられるフィルインや、疾走感のある8ビートが気持ちいいです。

ドラムの見せ場は何と言ってもギターソロからラストサビに入る直前のフィルイン!(上の動画では3:12頃〜、音源では3:05頃〜)

スネアとタムとバスドラムを組み合わせたコンビネーションフレーズで、これが最後のサビへの期待感を高めています。

収録アルバム”Tierra”はこちら

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ガラス玉(heavenly収録)

L'Arc~en~Ciel – ガラス玉 (GARASU DAMA) | Subtitle Indonesia

メジャー2ndアルバム”heavenly”収録の名バラード。

前半の静けさから、1発の印象的なスネアドラムの合図で壮大な広がりのあるサビへ展開します。

ギターソロが終わり、「今また凍った雫の波紋が指先まで広がり…」とhydeが絶唱している後ろで鳴っている感情爆発のドラムフレーズをぜひ聴いて欲しいです。(上記のライブ動画では2:54頃〜、CDでは3:10頃〜)

抑圧され淡々としたオープニングから、ピークにあそこまで爆発させることでダイナミクス(強弱の幅)を生み、この曲の壮大なスケール感を演出していると思います。

収録アルバム”heavenly”はこちら

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あなたのために(シングル”夏の憂鬱 [time to say good-bye]”収録)

3rdシングル”夏の憂鬱 [time to say good-bye]”のカップリング曲。

高速スネアロールからイントロに突入した後の手数の多いフレーズがめちゃくちゃかっこいいです。(音源の0:13頃〜)

また、サビまでは疾走感のあるエイトビートを刻むのですが、サビでタムを含んだ重みのあるフレーズに切り替わり、勢いを一度落としてしまうのがこの曲のドラムの面白いところだと思います。(音源の0:58頃〜)

サビこそ疾走感で盛り上げていきたいのが普通のドラマーの考えだと思うのですが、サビでトーンダウンする発想はなかなか思いつきません。

このフレーズが良いフックとなり、この曲がただのスピード感のあるロックソングに留まらず、憂いを帯びた印象になっています。

収録アルバム”The Best of L’Arc~en~Ciel c/w”はこちら

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Lies and Truth(TRUE収録)

Lies and Truth【1997/01/29 日本武道館】L'Arc〜en〜Ciel CONCERT TOUR '96〜'97 Carnival of True

ファンにも人気の高いsakura在籍時最後のシングルで、ラルクには珍しい4つ打ちのダンスビートが特徴の楽曲です。

4つ打ちの曲はフレーズが単調になりがちなのですが、sakuraはハイハットに細かいアクセントを入れたり、所々でタムを入れることで表情豊かに表現しています。

サビ前にギターなどとユニゾンする”タタッタタッタタッ”のフレーズもかっこいいです。

収録アルバム”TRUE”はこちら

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yukihiro在籍時のドラムがかっこいい楽曲

forbidden lover(ark収録)

L'Arc~en~Ciel – Forbidden Lover ( live )

スネアドラムを16分音符で刻みつづけるドラムパターンが特徴的な楽曲です。

シンバル類やタムはほとんど使わず、スネアのアクセント移動でフレーズを形作っています。マーチングのようなビートですね。

曲自体は壮大でドラマチックに展開していきますが、ドラムは終始基本のリズムパターンから展開しません。その淡々とした雰囲気がこの曲の中で不気味に際立っています。

音源では最後のサビだけドラムの音が複数重なっていて、戦場で兵士達の足音が重なるような印象を受けます。

ドラマチックな楽曲にあえて淡々としたフレーズを合わせてくるセンスに脱帽です。

収録アルバム”ark”はこちら

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snow drop(ray収録)

L'Arc-en-Ciel snow drop #LArcenCiel

終始フィルインのような手数の多い忙しい1曲。イントロから続く、ロートタムを多用した軽快なフレーズが印象的です。

一聴すると、イントロ〜Aメロとサビのフレーズは同じように聞こえるのですが、実はサビだけフロアタムを絡めたフレーズになっており、細かく差別化されています。

また、これほど音数の多いフレーズをメインに持ってきて、歌を邪魔せず聴かせてしまうのも凄いことだと感じます。

普通ならこれだけ音数が多いとそちらにばかり耳がいってしまいますが、絶妙に音が軽いことでバランスがとられていると感じます。

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THE NEPHENTES(REAL収録)

L'Arc~en~Ciel – THE NEPENTHES | Subtitle Indonesia

「ラルクの中で一番ドラムがかっこいい曲は何か?」と聞かれたら僕はこの曲を挙げます。

Aメロのツーバスを絡めたフレーズに絶妙なハイハットオープン、そしてサビのタムを絡めた重厚なフレーズがかっこよすぎます。

そしてギターソロに入る前のスネアとハイハットを絡めた16分音符のフレーズが気持ちいいです。(上の動画では1:57頃〜、音源では1:50頃〜)

「このギターリフにこう合わせるのか!」というなかなかできない発想です。

計算され尽くされたフレーズ構成に、まるで美しい建築を見ているような気分になります。

収録アルバム”REAL”はこちら

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Spirit dreams inside(SMILE収録)

L'Arc-en-Ciel – Spirits Dreams Inside (Another Dream)

イントロのスネアのフレーズにハッとさせられますね。

Aメロのパターンはハイハットで8分を刻みながらも、スネアが通常の2拍4拍に入れず、意図的にずらしています。

このことでどっしりとした土台にならず、不安定でフワフワとした感覚を生んでいます。

サビのパターンはyukihiroお得意のタムを絡めたフレーズ。

こういう広がりのあるサビの曲は、シンバルなどで盛り上げたいのがドラマーの性なのですが、そうせずにタムを用いた重厚なフレーズを持ってくるあたりやはり非凡なセンスを感じます。

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NEO UNIVERSE(REAL収録)

L'Arc en Ciel Neo Universe (Live)

ハイハットとバスドラムのみでビートを刻み、なんと最後の最後に叩く1発まで、一切スネアドラムを叩いていません。

手数が多いのがyukihiroのドラムスタイルの特徴の一つですが、”楽曲が求めないなら一切スネアを叩かなくてもいい”という潔さがカッコ良すぎます。

ドラムのフレーズのカッコ良さというよりは「楽曲に対して最適なドラムを叩くことを最上の貢献とし、必要ないなら叩かない」という選択に痺れました。

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sakuraとyukihiroそれぞれのドラムスタイルの特徴

sakuraのドラムスタイルの特徴

セッティング.…基本的にワンバス。タムの数が多い。

タイム感…やや後ろノリで、ライブなどではテンションが大きく影響する印象。

ライブ…音源通りには演奏せず、即興的なフレーズも入れる。

プレイスタイル…タムを効果的に使い、ふくよかな低音で楽曲にアクセントをつける。

ハイハットのオープンクローズのキレが凄まじい。

同じフレーズでもダイナミクス(強弱)で表情をつけて曲を演出する。

疾走感のある楽曲の中でも、あえて杭を打つようなスピードが急停止するフレーズを入れてメリハリをつける。

ジャズなどの要素も取り入れ、楽器で歌うようなメロディアスで躍動感のあるフレーズを演奏する。

yukihiroのドラムスタイルの特徴

セッティング…基本的にツーバス。左右にハイハットを置く特殊なセッティング。これはyukihiroが尊敬するドラマー上領亘さんを参考にしたもの。

タイム感...正確無比でシャープ。

ライブ…基本的にフィルインなども音源通り演奏する。

プレイスタイル…「ロートタム」という口径が小さく胴のない特殊なタムを多用する。

フレーズの構成が数学的で美しい。建築のような緻密に計算されたフレーズ。

サステインの長いライドシンバルなどを多用せず、スプラッシュシンバルやチャイナシンバルなどアタック感の強いシンバルを効果的に使う。

インダストリアルやテクノなどに影響を受けた機械的なビートで、打ち込みの同期にも上手く対応する。

ピッコロスネアという胴の浅いスネアで「パスっ!」という軽い音が特徴。ビートを刻むときはスネアを打つタイミングで若干ハイハットをオープンにしてアクセントをつける。

sakuraとyukihiroぶっちゃけどっちがドラム上手いの?

よくファンの間で議論にのぼるこの話題ですが、両者ともかなりプレイスタイルが違いますし

プロ中のプロなので正直両者ともめちゃくちゃ上手いです。

なのでもう聴く側の好みの問題じゃないかなと私は思います。私はドラマーとして両者とも尊敬していて両方好きです。

フレーズの発想やプレイなど、どれをとってもなかなかいないタイプのドラマーがいる(いた)ことはラルクの躍進にとってかなり大きな要素だったと思います(他のメンバーももちろんとんでもない個性をもったプレイヤーですが)

sakura,yukihiroのドラムを堪能できるおすすめライブ映像作品

音を聴いてももちろん素晴らしい2人ですが、映像で見るとよりその魅力がわかると思います!

両者とも演奏フォームに特徴やクセがあり、そういうとこを探すだけでもかなり楽しめます。

2人のドラムプレイを堪能できる映像作品を紹介します。

sakuraのドラムを堪能できるライブ映像作品

heavenly~films~

現在公式で発売されているsakura期唯一のライブ映像であり、ラルク初のライブ映像です。
1995年の全国ツアーファイナルである日本武道館での演奏を収録。

上半身裸に桜のペイントが施してあるsakuraのしなやかでキレのあるドラムプレイに要注目です!
特にランキングでも挙げたガラス玉などは素晴らしいプレイです。

CMやテレビ出演時の映像も収録されていてファンにとってはたまらないと思いますよ。

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yukihiroのドラムを堪能できるライブ映像作品

1999 GRAND CROSS CONCLUSION

全国6ケ所の公演で65万人のファンを魅了したL’Arc~en~Cielの初野外ライヴ「1999 GRAND CROSS TOUR」の最終日1999.8.22(東京ビッグサイト)の演奏を収録した映像作品です。

当時のラルクは出す曲出す曲がミリオンヒットになっているまさに人気絶頂期。メンバーたちの演奏も乗りに乗っています。

筆者的にはこの時期のyukihiroの演奏フォームが一番好きです。今とは違い、かなりスティックのストロークが大振りで体力の必要そうなフォームですが、その熱量が圧倒的にカッコいい!
今は今で演奏の理を突き詰めたフォームで魅力的なのですが、この時期の荒削り感が好きです。

ちなみに1曲目、yukihiro作曲のtrickではドラムを叩かずギターを弾く彼にも注目です!

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さいごに

5曲ずつというのは自分で言っといてかなり痺れましたが何とか無理矢理選んでみました。

みなさんの好きな曲は入っていたでしょうか。

もしよかったらコメントなどで「この曲のドラムのここが好き!」というところを教えてください。

気が向いたら他のバンドでもドラムがかっこいい曲などを特集したいと思います。

それではまた!

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コメント

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