【体験談】会社都合退職の末、嫌々営業に未経験転職した結果【20代半ば】

私は20代半ばごろ、会社都合での退職を経験しました。
そして、その後未経験で営業職として転職した会社で全く上手くいきませんでした。今はその会社も辞めて全く別の仕事をして何とかやっていますが、当時はかなり精神的に苦しく、転職に失敗したと考えていました。

今振り返ってみると、ある面から見ると失敗だったのかもしれませんが、良い経験になったとも言えます。その経験を通して、色々とできることが増えたのも事実です。

その時の経験が人の役に立つかは分かりませんが、もし1人でもこの記事を見て「自分の方がマシかも」「何とかなるか」と思ってもらえたらと思い、経験をシェアしたいと思います。

転職のきっかけ)会社が突然の解散

ある朝、当時勤めていた会社に出社し、いつも通り全体の朝礼に出席すると、冒頭で社長から話がありました。
詳しい内容は伏せますが様々な事情が重なり「社長を辞任することになった。」というものでした。
かねてから業績はあまりかんばしくありませんでしたが、あまりにも突然の報告でした。

併せて伝えられたのが、本社機能が他県に移転されること。
そのために転勤できない社員は、会社都合での退職となることでした。結果、これによってほとんどの社員が会社を去ることになり、倒産はしませんでしたが実質解散という形になったのです。

初めての転職活動、不安な日々

そこからは私は失業保険を受け取りつつ、転職活動をする日々が始まりました。
私は大学卒業後、就職活動を経て新卒で入社したわけではなく、フラフラとフリーターをしていてアルバイトで入った会社でなんとか正社員になったという状況だったため、自己分析や業界研究などもまともにしたことがありませんでした。

それに加えて、会社で得たスキルもニッチなもので、かなり自分に自信がありませんでした。(詳しくは伏せますが制作関係の仕事でした。)

転職サイトにいくつか登録しましたが、求人を眺めては「一体自分は何ができるんだろう。何がしたいんだろう。」と悩む日々が続きました。

その時、一番やりたくないと考えていた職種が「営業」でした。
私は元々社交的な性格ではなく、人とコミュニケーションをとって商品を買ってもらう営業という職種に物凄い苦手意識を持っていたんです。

しかし、自分が前職で得たスキルで入社できそうな求人がなく、散々悩んだ挙げ句、未経験でも雇ってくれる確率の高い「営業職」も候補に入れて転職活動をすることにしました。

営業職を候補に入れての転職活動

心では「やりたくないな。」と思っていましたが、生活のためと割り切りました。当時私は一人暮らしでしたし、失業保険を受け取れる期間も残り少なくなってきていたからです。

一度腹を括って「営業」を候補に入れると決めてからは、求人数も多かった未経験可の営業職にひたすら応募する日々が始まりました。

本心でいくと「やりたくない。」という気持ちが出てしまうため、履歴書の志望動機や面接の質問に対する回答は、かなり前向きな内容に作り込みました。そしてその内容を自分の中に叩き込みました。

そうして活動していくと不思議な物で、徐々に自分の心もそういう風に「営業できるかもしれない。やってみたい。」と変化していくのが分かりました。

元々は面接自体も苦手だったのですが、前職での経験を結び付けつつ、前向きな答えを用意して望んでいると、面接官の反応も良く、色んな企業の人事担当者と話すことが楽しくなっている自分がいました。

これは自分の中でかなり大きな経験だったと思います。人と話すのが苦手という意識が徐々に無くなっていきましたし、色んな会社のことを知るのがとても楽しくなりました。

結果、いくつかの企業から内定の通知をいただき、その中から最も求人の条件が良く見えた会社(精密機器メーカー)に営業として入社することになりました。業績好調で増員のための募集とのことでした。

未経験営業職として入社後、研修

入社後、すぐに3ヶ月の研修があるというので、本社がある他県の寮で生活することになりました。
まずは商品について覚える必要があるので、工場で製造の教育担当者を紹介されました。

当時の私は「製品について一刻も早く覚え、営業として貢献できるように頑張ろう」と意気込んでいました。

初日にかなり分厚いマニュアルを渡され、読んでおくように言われました。
精密機器のためマニュアルにはかなり専門的な用語が並んでいて、文系の僕は正直良く分からなかったのですが、わからないことはまず自分で調べ、それでも疑問なことは担当者に質問をしました。

しかし、この担当者がかなりクセのある人物でした。
質問をすると「え?そんなことも分からないの?」「何?俺は良くわからない」「ちょっと忙しいから。」のような感じでまともに取り合ってくれませんでした。(この記憶はかなりトラウマになっていて、今でも担当者の顔を鮮明に思い出せます、笑)

中小企業で体形的な研修カリキュラムも無く、営業の上司からは「わからないことは担当者に聞いて覚えて」と言われていたので、教育担当者がまともに話してくれないことにかなり戸惑いました。

数日後、結局製品についてほとんど分からないまま、営業の先輩に同行する研修が始まりました。
先輩に聞いてみると、その教育担当者は社内でもかなり変わった人物だということでした。

先輩からは「分からないことはその担当者ではなく製造部署の上司に直接聞いた方が良い」とアドバイスを受けたので、その後はそうしようと決めました。

しかしその後、さらに戸惑う出来事がありました。

突然の研修終了

営業の同行を数日おこなったある日、上司に呼ばれました。
そして、研修を終えて勤務地の営業所に戻るように言われました。

まだ研修が始まって一週間くらいしか経っていませんでした。
最初は製品や営業のことを覚える研修が3ヶ月あると聞いていたので、これにもかなり戸惑いました。
理由を聞くと、僕の上司になるはずだった営業所にいる唯一の先輩が退職するので、引き継ぎをして欲しいとのことでした。

戸惑いつつも勤務地の営業所に戻ると、退職する先輩が色々と教えてくれました。
そもそも求人を出した時にはこの先輩の退職は決まっていて「増員」ではなく「欠員補充」での募集だったのです。さらに会社の業績はかなり悪く、ボーナスも昇給もないとのことでした。
求人票に嘘を書いていたということです。僕は会社に対してかなり不信感を覚えました。

先輩がいなかったら、この営業所には他に人がいないので営業は自分一人ということになります。
この日から私にとって地獄の日々が始まりました。

未経験での営業、地獄の日々

結局、営業所のその先輩も会社に不信感を持っており、やる気がない状態だったのでほぼ仕事をしていなかったらしく、まともに引継ぎもしてもらえませんでした。
渡されたのはかなり昔の顧客リストと社用携帯電話だけ。

営業の経験もなく、製品についての知識もない状態で、営業所でただ一人の営業となってしまった私はかなり絶望しました。
正直何もやる気が起きませんでしたが、お客様から問い合わせは来るので、分からないことは本社に電話で聞きつつ、一つ一つ対応しました。

その後のことは思い出したくもありませんが、あまりにキツくて1年ちょっと勤めて辞めました。
途中、前担当者の引継ぎミスの影響で大きなクレームもあり、かなり精神的に追い詰められましたが何とか乗り越え、辞めることができました。

私の場合は、営業職がキツかったというよりも会社としての体制が酷かったという経験でした。
残業が多すぎるとかではありませんが、ある意味かなりブラック企業だったと思います。

「環境のせいにするな。」とか「自分で環境を改善することはできなかったのか。」とかいう人もいると思いますが、私は完全に心が折れてしまっていました。

再び転職

その後、再び転職活動をした結果、なんとか今の会社に就職しました。
(この辺りのことはまた別で詳しく書きたいと思います。)

今の仕事は今の仕事で大変なことがたくさんありますが、前職での辛い経験を思えば「あの時よりはマシだ。」と思えます。これに関しては人生において良かったかもしれません。多少強くなれたと思います。

再度転職活動することも不安でしたが、意外と何とかなりました。

もし読者の方で、今の環境や上司が合わなくてキツいと感じる人がいたら、「辞めることや逃げることは全然アリだ。」と伝えたいです。私は多分あのまま続けていたら精神的に壊れていたと思います。

色んな事情があると思いますが、辞めるという決断も前に進む大きな一歩だと思います。弱っている時は自分の身を守ることを考えて欲しいと思います。

一つの転職のケースとして、ここに私の体験談を残します。

転職への第一歩:まずは転職サイトに登録

今の職場に不満があったり、将来に不安がある場合はまず転職サイトに登録してみることをおすすめします。

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また、転職活動をすることで、逆に「他よりは条件がいいかも」と今の職場の良さが見えてくるかもしれません。

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  1. […] 突然の会社都合退職。そして苦手意識のある営業に未経験での転職【体験談】私は20代半ばごろ、会社都合での退職を経験し、その後営業職として転職した会社で全く上手くいきません […]

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